冬キャンプの魅力や楽しさなど。冬キャンプのすすめ。

キャンプが好きな方の中には夏よりも冬キャンプのほうが好きだという方も多いです。私もその一人で夏のキャンプより断然冬キャンプ派です。
今回は冬キャンプの魅力をお伝えします。
夏よりも寝やすい
装備を整えると夏よりも正直寝やすいです。寝苦しい暑さがないことがメリットです。もちろん寒くて眠れないパターンはあるのですが、現地の気温に合った寝袋や湯たんぽ、ホッカイロなどを駆使すれば快適に睡眠がとれます。
キャンプ場で暖を取る方法はいろいろとあるのですが、夏の場合はなかなか涼しくしづらいです。特に盆などの猛暑のときはかなり寝にくいです。
30度近い夜にフルメッシュでマットのみで寝たことがありますが、暑さでちょっとずつしか眠れず結構つらい目にあいました。
虫が出ない
虫が出ないのは冬キャンプの一番の利点といってもいいかと思います。キャンプが苦手な方の理由の多くに虫がでてきます。蜂や蚊などの刺す虫をはじめとして、アリなども冬場には地上に出てこなくなるので冬は地面にコットスタイルで寝ることができます。寝るときに虫の羽音が気になったり、刺された箇所がかゆくて起きてしまったりといったことがなくなります。
また外でご飯を食べているときに虫がご飯に寄ってくることを避けることもしなくてよいです。
人が少ない
やはりシーズンオフということで、キャンパーの数が激減することも一つの魅力です。どうしても夏場のキャンプは最近のキャンプブームも相まって人が多くなります。静かに自然を楽しみたいときにとなりの音楽や大声が聞こえてきたり、トイレや炊事場がかなり混んでいて地味に時間がかかったりと自分で思っているようなキャンプができないことが多々あります。
冬のキャンプでは人の多さが激減するので、自然が良く見えたり静かな中で過ごすことができます。またトイレや炊事場が比較的空いているので片付けもしやすいです。
景色が良く見える
冬は空気が澄んでいることもあり、夏と比べて景色が良く見えます。昼間でもキャンプ場にいくと遠くのほうまで良く見渡せることが冬キャンプの魅力の一つです。
冬にも開いている通年のキャンプ場は高原などの比較的標高が高い山の上のキャンプ場が多いです。天気が晴れていて新月のときを狙っていくと満天の星空を眺めることができます。また朝の日の出くらいの時間に散歩をすると幻想的な風景を見ることもできます。
火を使った料理がさらに美味しくなる
冬場は鍋物が美味しい季節ですね。鍋やおでんなどが格段に美味しくなるのは冬の魅力のひとつです。さらに冬キャンプではストーブなどの暖房器具のギアが増えるので、料理の幅が結構広がります。ストーブの上で餅を焼いたり、ウナギを焼いたり、おでんを温めたり、ホットワインを作ったりなどもできます。焚き火を使って外で作るのもいいですが、テント内でぬくぬくしながら作る料理もなかなかいいものです。
冬キャンプは11月末から12月中旬ぐらいがやり初めに最適です。今年の冬はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?