【初心者向け】キャンプ用テントの選び方

2022年4月16日

キャンプの必需品の一つのテントですが、選ぶとなると何を基準に買えばいいのか迷います。そこで今回は初心者向けにキャンプ用のテントの選び方をご紹介します。

種類

テントの種類は大まかに7種類ほどありドーム型テント、ツールームテント、ワンポールテント、ワンタッチテント、ロッジ型テント、パップテント、ポップアップテントです。
それぞれの簡単な特徴をまとめました。

ドーム型テント

初心者~上級者向け。比較的安価なものが多い。
コンパクトで組み立ても簡単。ソロ~少人数向け。

ツールームテント

初心者~上級者向け。ファミリーキャンプの定番テント。
前室が広くリビングスペースがあるのが特徴。3人以上向け。

ワンポールテント

初心者~上級者向け。慣れると組み立てと撤収が一番簡単。
比較的安価なものが多い。ソロ~大人数向け。

ワンタッチテント

初心者~中級者向け。折り畳み傘に近い構造で上部を引き抜くと設営完了。
慣れていなくても5分程度で設営完了。
形はドーム型テントに近く、ドーム型テントより少し高め。ソロ~少人数向け。

ロッジ型テント

上級者向け。組み立ても複雑で値段も張るが居住性は抜群で連泊向き。
大人数向け。

パップテント

中級者~上級者向け。いわゆる軍幕テントでサバイバル感がある。
値段は普通程度。ペグを打つ箇所が多い。ソロ~少人数向け。

ポップアップテント

初心者向け。ピクニックなどに使う用のテント。基本的には寝泊まりをするようなテントではない。安価。ソロ~少人数向け。

上級者向け。組み立ても複雑で値段も張るが居住性は抜群で連泊向き。
大人数向け。

初心者向けはドーム型テントかワンポールテントかツールームテント

この中でも初心者の方には少人数ならドーム型テントかワンポールテントがおすすめで、ファミリーキャンプをする方ならツールームテントかワンポールテントがおすすめです。

大きさ

テントの大きさは外箱や通販サイトに書いてある定員を目安にすると良いです。定員の記載はだいたい大人一人がギリギリ寝れる程度の人数で書いてあります。そのため実際に使用する人数+1,2人の定員数のテントを選ぶと快適です。例えば子供一人の家族3人で使うファミリーキャンプ用のテントを買う場合は定員が4、5人用ぐらいのテントがおすすめです。
ソロの場合では2,3人用のテントがおすすめです。

耐水圧

テントには耐水圧という記載があります。
耐水圧というのはどのくらい雨に強いかという基準になります。耐水圧以上の雨が降ったりした場合はテント内に浸水してしまいます。また耐水圧が高ければ高いほど密閉性が高くなるのでテント内は暑くなります。
耐水圧の目安ですが2000mm以上なら普通の雨でも全然耐えられます。
3000mmになってくると、大雨でもある程度防いでくれます。
購入の目安としては2000mm~3000mmぐらいのものがおすすめです。

素材

テントの素材で見る部分は生地の素材とフレーム・ポールの素材です。
まず生地の素材の簡単な特徴を下にまとめました。

テントの素材特徴
ポリエステル非常に安い。非常に乾きやすい。火に弱い。軽い。遮光性が低い。
ナイロン安い。非常に乾きやすい。火に非常に弱い。非常に軽い。遮光性が低い。
コットン高い。乾きにくい。火に強い。重い。遮光性が高い。
ポリコットン高い。乾きやすい。火に強い。重い。遮光性が高い。

どれもメリットデメリットがありますが、この中で比較的初心者におすすめなのはポリエステルです。ナイロンは登山用のテントに多く、コットン、ポリコットンはおしゃれな本格キャンパー向けなものが多いです。
次にフレーム・ポールの素材の簡単な特徴を下にまとめました。

フレーム・ポールの素材特徴
アルミ合金安い。軽い。強度が強い。
カーボン高い。軽い。強度が非常に強い。
グラスファイバー非常に安い。重い。強度が弱い。

フレーム・ポールの素材はアルミ合金が多いです。初心者におすすめのものもアルミ合金です。
グラスファイバーのものは安くていいのですが、強風に弱かったり立て方に無理があると折れやすいので初心者のうちはやめておいたほうが無難です。カーボンは登山用のテントやタープポールなどに使われていることが多いですが値段が高いので中・上級者向けです。

まとめ

今回は初心者向けにキャンプ用テントの選び方を紹介しました!
お気に入りのテントを見つけて楽しみましょう!

この記事を書いた人

九州在住のキャンパーです!
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